食用ほおずき。こぼれ種から芽が出てあっという間に実り始めました

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食用ほおずき画像1

こんにちは。Yoshiです。

今日は、ほったらかしにしていたプランターで大量に芽吹いて勝手に育っている食用ほおずきについて、書いてみたいと思います。

食用ほおずきのこぼれ種から大量の新芽が・・・

冬の間に手入れしそびれたままほったらかしになっていたベランダのプランター。春が近づき、「そろそろ土をどうにかしなきゃ」と思っていたら、あっという間にホーリーバジルとともに食用ほおずきがワンサカ生えてきてしまいました。

そして、あれよあれよという間にその後もどんどん芽が出てきて、早くもいくつか実がつき始めました。

きちんと管理していたわけでもないし、土の状態を整えることもできないまま冬を越してしまったので、「どうせろくに育たないだろうし実もつかないだろう。」と思っていたのですが・・・今後どうなることでしょうね?!

ほおずきはナス科で、ピーマン・トマト同様連作障害が出るらしく、基本的に続けて育てないほうが良いみたいです。

なのに、私ときたらこれで3年連続同じ土を使いまわしていることになってしまっています。しかも今回は土を日光消毒したりフルイにかけたりしないまま、去年の秋からほったらかしていたプランターです。

今回生えてきたほおずきは、こぼれ種から育ったほおずきのこぼれ種から芽生えた、いわば『3代目ほおずき』になります。

バジルとほおずきとハコベ画像ホーリーバジルと食用ほおずきとハコベがいっぱい☆ ほおずきがどれだか分かりますか?

私はどうも、新芽を間引いたり、収穫時期を過ぎた植物を抜いて次の栽培に備える、ということが苦手なようで、毎回春に何かを植えたら、そのあとは完全に枯れて朽ちるまでそのままにしてしまいがちです。

去年も、晩秋になり育ちも悪く熟しもしないままの実をつけて枯れかけている食用ほおずきを、そのままおいていました。

そんな育ちの悪かった実の種からでも、こんなにたくさん芽が出るのですね・・・。

正直なところ、今年はさすがにこのまま育ててもちゃんと育たないのでは?と思いました。
でも・・・。もしかしたらちゃんと育たないかもしれないし、虫だらけになってしまうかもしれないけど、生えてきた新芽を無下にむしることもできず・・・。

それで結局、ただ『生えてくるまま育つがまま』状態でしばらく様子見していました。

とりあえず、すでに芽が出てきてしまっている以上、プランターをひっくり返して土をフルイにかけたり肥料を混ぜたりすることはできないし、芽が小さい間は『土の表面にのせるだけ』というタイプの再生資材も使えなかったので、ミネチットという植物活性液を時々あげていました。背丈がかろうじて5~6cmくらいになったところで、ようやく再生資材を表土に少し追加しました。

ミネチッド画像「なにこれうまいの?」くんかくんか

みるみる成長していくホーリーバジルに比べて、食用ほおずきはいまいち成長せず・・・。「やっぱり、土の中の状態も良くないであろう上に、間引きもしないで密集させたままなんだから、まともに育つわけないか。」と思いました。

5月になり、芽が出始めてからひと月以上経っても、全体的に平均して背丈が7~8cmくらいしかありませんでした。(一昨年買ってきた苗は背丈が20cmぐらいあって、茎も何倍も太かったです)

しかしながら、5月も下旬に入ってくると、たくさん生えているものの中の2つだけですが、一気にグングン成長する株が出てきました。

ほおずき画像1小さいまま実をつけた株(左)と大きく育った株(右)の比較

そして、少し前から花が咲き始め、花は咲いても実がつかないのでは?という心配をよそに、かわいらしい袋がちらほら見られるようになりました。

そぉっと指で触れてみると、どうやらちゃんと実も育っているようです。

とはいえ、おいしい実になるかどうかはまた別の話ですよね・・・。

というか・・・おいしいかどうかはもうこの際どうでも良いです。ただただ健やかに育って天寿を全うしてくれたらいいなと思います。

ちなみに私が買った食用ほおずきは、“スウィートジュエリー スウィートミニ”という名前で販売されていました。小粒な実で、もともと全体的にそんなに大きくならない種類のようです。