ナターシャ・スタルヒンの「究極のボディタイプ別ダイエット法」1

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腕を伸ばした女性画像

小さい頃は痩せすぎで困っていたぐらいの私。そんな私がゆるゆるな生活を20年近く続けていた結果、気づけばすっかりガンコなセルライトと贅肉に悩まされるようになっていました。

そんな中思い出したのが、ナターシャ・スタルヒンさんの
『酵素力をアップして脂肪がみるみるスッキリ!』
という本でした。(2008年7月2日出版 / PHP研究所)

人それぞれに異なる体型や体質についての説明と、各ボディタイプ別に 健康的に痩せてキレイになれる食事法や日常生活法 が掲載されていて、とても分かりやすいのでおススメです。

ナターシャ・スタルヒン著「酵素力をアップして脂肪がみるみるスッキリ!」表紙画像

まずは自分のボディタイプを調べてみる

この本では、人それぞれに異なる体質や体型について、大きく4つのボディタイプがあると書かれています。そして、自分のボディタイプを調べるためのチェック表もついていて、質問に従って当てはまる項目を全部チェックして集計するだけで、自分のボディタイプが簡単に判断できるようになっています。

さっそく自分のボディタイプを調べてみると、私はLAタイプ『全身ひょろひょろバナナ体型』
に当てはまる部分が多いことが分かりました。

その他の体型としては、『全身ふっくらマンゴー体型』『下半身でっぷり洋ナシ体型』『上半身に脂肪がつくリンゴ体型』のいずれかに分類されるようです。

なお、このボディタイプは現時点での体型に基づいて分類されているわけではなく、あくまでも『こういう傾向がある人はこういう体質・体型である(になる)ことが多い』という意味での分類となります。

モアイ画像いろんなタイプがいてますね

全身ひょろひょろバナナ体型とは?

チェック表から導かれた私のボディタイプは、『全身ひょろひょろバナナ体型』でした。このタイプの特徴は、『消化能力が全体的に弱いこと』なのだそうです。それゆえに体調を崩しやすくてストレスにも弱いところがあり、ちょっとしたことでもクヨクヨしやすくて、怪我や病気をすると精神的ストレスから回復に時間がかかったりする・・・のだそうです。

ストレスに弱いとかクヨクヨしやすいとか、ネガティブな言葉のオンパレードですね(笑)。

「なんかめっちゃイケテない人認定されてるやん。」と、ちょっとくやしく思うところもありましたが、ある程度の年齢になるまでは、実際に周りの大人たちからもよくそう思われ、そう言われていました。そういえば。

バナナオブジェ画像

ちなみにちょっとポジティブよりな特徴としては、バナナ体型の人は『全体的にスラリとしていて、手足が長い』というところですね。

これは、自分の体型にピッタリあてはまっています(一部過去形)。今は贅肉がついてきてスラリとしていない箇所が増えてきましたが、パッと見は今でもスリムに見られます。そしてやはり手足は誰が見ても長く見えるようです。

ほぼ同じ身長の友人と腕を並べてみると、長さが全然違いますし、同じぐらいの身長の人が手を伸ばしても届かない距離に置かれている物でも、私だけは楽々手が届いたりします。肘から先が特に長い気がします。

バナナ体型は『もっとも太りにくいけど脂肪がつくと落ちにくい!』じゃあどうしたらいいの?

この本の中では、食事とサプリメントで必要な酵素や栄養素を摂取しつつ、日常生活の中で酵素が働きやすい環境を作ることが勧められています。

リンゴ画像

全体的な流れとしては、

  1. 自分のボディタイプを知る
  2. 食べ物やサプリメントなどから必要な酵素や栄養素を取り入れる
  3. 食べる物や食べ方に気をつけて、無駄に消化酵素を使わないよう気をつける
  4. 酵素の働きを悪くする嗜好品や思考に気をつける
  5. 軽めの運動やマッサージなどで血行を良くする
  6. 深層筋肉を鍛える

などの方法を組み合わせることによって、健康的かつ効率よくヤセる方法が無駄なく紹介されているわけですが、全タイプに共通する項目と各タイプ別に書かれた具体的な解説による『おススメの食事メニューや運動方法』だけでなく、ストレッチや呼吸法、気をつけるべき食べ物などについてもとても分かりやすくまとめられているので、本当に短期間で健康的にヤセたい人にはもってこいの内容になっていると思います。

ちなみにバナナ体型の人にはウォーキングは向いていないそうです。
そして、糖質・脂質・たんぱく質・乳糖などほとんどの栄養素を分解する能力が弱いため、各種 酵素サプリの摂取は必須 とのことでした。

ウォーキングが向いていないとは意外でしたが、もともとする気がなかったのでよかったです(笑)。バナナ体型さんには、ヨガ や 太極拳 がよいそうです。太極拳は一時期少しだけかじったことがあるのですが、簡単そうな動きだけでも、実際にやってみると体勢と呼吸を整えることがとても難しく感じた印象があります。

ヨガポーズ画像

そして、サプリの必要性についての解説には、個人的に非常に納得しました。今でこそよく食べるようになりましたが、小さい頃は、食べることが本当に苦痛で仕方なかったのです。

ほんの少し食べただけでお腹がすぐにいっぱいになってしまうし、毎日お腹が痛くて苦しかったし、頭も痛くてしょっちゅう嘔吐したりしていました。

「それもこれも、結局酵素が足りていなかったからなんだ・・・。」と、今になってようやく腑に落ちた思いです。

最近は豆乳ヨーグルトや手作りジュース、消化酵素の摂取など、意識して生活に取り入れるようにしていることも多くなって、子供の頃よりはずいぶん健康的になりましたが、今回久しぶりにこの本を読み直してみて、改めて『もっと酵素を活かした生活』と、『適度な運動』を心がけようと思いました。

良かったら一度読んでみてください☆おススメします☆