こんにちは。Yoshiです。
ここ数年、そろそろ服を新調したいと思いつつも、欲しいと思える服がなくて困っています。
新しい服は欲しいけど、欲しい服がない
昨日、部屋着を洗おうとして改めて思いました。「服がない」
これまでは何となくうまくやりくりしていたのですが、昨日は洗い替え用に着られるような部屋着が一枚もなくて、結局以前着ていたボロボロのスウェットパンツを引っ張り出してきて、あちこちに開いた穴を繕ってからもう一度着ることにしました。
そのスウェットパンツは2年ぐらい前に無印良品で買ったオーガニックコットン製のもので、ほぼ毎日穿いていたので膝やお尻のあたりがすっかり伸びて薄くなっていました。
それに、飼い猫の爪で結構あちこちに穴が開いていて、見るも無残な状態になっていました。繕ったりあて布をしたりしながら大事に穿いていたものの、さすがにもう限界だと思い、数ヶ月前に別のスウェットパンツを買ったのと入れ替えで、そのパンツはお蔵入りさせることにしたのでした。
とりあえず洗濯物が乾くまでの間に穿くだけのつもりで、縫った縫い目ごとすぐに破れてしまいそうなぐらいペラッペラになった生地を繕いながら、改めて思いました。
「なんでこんなになるまで穿いてたものを、私はまだ捨てずに置いていて、しかもしかもまた穿こうとしているのだろう?」
天然素材はすこし弱くて値段が高い。化繊は丈夫で値段も安いけど・・・あんまり着たくない
ここ15年ぐらい、私は本当に服を買うことが少なくなりました。服は欲しいのですが、欲しい服がないのでなかなか買う気になれないのです。
それは部屋着に限らず外出着にも言えることで、今一番良く穿いているジーンズも15年以上前に買ったものだったりします。
シャツやブラウスなども、いい加減くたびれすぎているのでもう新しい服を買わなきゃ・・・と数年おきに1枚買い足しはするものの、結局気に入らなくて、ふたたびくたびれた服を着続けていたりします。
たまに強度とデザインの面から化繊の服を買ってみることがあるのですが、落ち着かなくてすぐに着なくなってしまうので、(軽い電磁波過敏症です)最近は『ほぼ綿・麻・竹製の服』で身を固めています。
ですが、そういった類の服はデザイン的に好みのものが極端に少ないので、それはそれであまり買う気にならなかったりして・・・ここ数年、本当に着る服に困っています。
ここ数年で一番お気に入りの服
今回のスウェットパンツもそうだったのですが、「気に入って着ている服が傷んできたからまた同じのを買おう」と思っても、すでに生産が終了していて買えなくなっているものばかりで、本当にがっかりします。
いっそのこと『自分で好みの服を作れるようになることを目指した方がいいかも・・・』と、ちょっと真剣に考えていたりするのですが、やはり裁縫が得意でない私には、少しハードルが高いです。
そんな私にとって、ここ数年で一番良い買い物となった服は、竹布の長袖Tシャツです。
最初は少し生地が薄くて心許ないな、と思っていたのですが、さすが竹の繊維から作られているだけあって、とても丈夫です。そして、天然染料で染められているとのことだったので色落ちを覚悟していたのですが、3年たってもキレイな黒色をキープしています。
特にうれしいのは、その天然の抗菌作用と静電気の起こりにくさ。
汗をかいても綿のシャツのような不快なニオイが生じ難いので、汗をかきやすい今のような季節にはとても安心です。そして冬は冬で重ね着をしても静電気がおきにくいので、本当に竹布のシャツは年から年中大活躍しています。
最近は家族や知人の誕生日プレゼントとして購入することも多くなりました。
今後も自然環境にも配慮した製品を大切に使っていけたらいいなと思います。