こんにちは。Yoshiです。
うちの猫が先日、今までとはちょっと違う赤い液体を吐きました。今日はその時のことについて書いてます。
朝方に吐くことは今までにもあった。けど・・・
先日、早朝に「グポッグポッ」と猫が吐こうとしている音が聞こえてきました。
猫が朝方に吐いたことは今までにも何度かあったので、「あ~。お腹空きすぎたのかな・・・?」と思いつつ、起きて様子をうかがっていました。
とはいえ、24時ごろに少量の『ささみとホタテ(缶詰)』と固形フードを食べていたので、そこまでお腹が空いているとも思っていなかったのですが・・・。
すると、案の定ささみと固形フードを少し吐き出していました。
消化しきっていないとはいえ、食後時間が経ってからの嘔吐は、やはり人間同様苦しそうです。そして、時に『オ~エ~』っと吐く仕草をしながら走ったりするので、胃液や唾液をアチコチにまき散らしてしまったりします。
その日も少し走り吐きをしたので、追い回していると思われないよう気を付けつつ、そっとティッシュを片手に後をついていきながら、吐いたものと猫の様子を確認していました。
今回吐いたのは、初めてあげた缶詰のせい?
実はその日の前々日から、家人が買ってきていた缶詰を少しずつあげていました。
添加物などが少し気になるし、初めてあげるものなので、小さじ1杯ちょっとずつぐらい、朝・昼・晩とあげていて、その日も夜寝る前に、あまりに欲しがって鳴いたりいたずらしたりし続けてなかなか寝ないでいたので、根負けして少しあげていました。
ですから、やはり原因はその缶詰かな。と思いました。
1度目に吐いたときに胃の中のものは全て出ていたようで、しばらくして2度目に吐いたときは、もう少量の胃液だけのようでした。
そして吐いた後は、ふだんよくいる薄暗い廊下の片隅に行ってじっとしていたので、私も部屋に戻りそっとしておきました。
しばらくするとまた吐いた。しかも、血・・・?
その後15分ほど経った頃でしょうか。ふたたび『ゲポッ』と聞こえたような気がしました。しかし様子を見にって見ると、何も吐いた様子がありません。
やはり吐くものがもうないから、えづいただけなのかな?と思い、しばらく様子を見てからまた部屋に戻って静かにドア越しに様子をうかがっていると、それから5分ほどしてまた『オエッ』と聞こえました。
「普段より具合が悪そうだ」
そう思いつつ、ふたたび様子を見に行くと、今度は何か少し出ていたようでした。
暗かったので確認のため電気をつけてみると、どうみても『赤い液体』がそこにありました。すこしトロッとしていたように見えました。量はティースプーン1杯分ぐらいだったと思います。
今までにも何度か吐いたことはあったとはいえ、これほどはっきりと『血』という感じのものを吐いたことはなかったので、さすがにびっくりしました。
猫の様子を確認すると、最初に吐いた時よりは辛くはなさそうでしたが、まだ少し口の中にこみ上げてくるものがあったのか、「ンクッ」と生唾を飲み込むようなそぶりを一度しました。
そしてその後はまたいつもの場所に戻り、じっと静かにしていました。
その後半日ほどで回復
経緯からして、おそらく『吐いたショックで喉から胃にかけてのどこからか出血したのではないか』と考えられました。
念のため病院に連れていくべきか考えながら、ネットでいろいろ調べてみましたが、やはり緊急性はなさそうだと判断し、家で様子を見ることにしました。
うちの猫の場合、まったく病院馴れ・人馴れしていないので、病院に連れて行くほうが何かとリスクが高いのです。
その後9時間ほどは、猫もほとんど寝ていましたし、自分からごはんや水を欲しがることもなかったので、そっとしておきました。
こういうときは、脱水には気を付けなくてはなりませんが、絶食して回復を促すのが一番です。
14時過ぎに起きてきたときには、ほとんどいつもと変わらない様子でした。
少しずつささみスープを与えて様子を見てみる
そしてごはんを食べたがったので、水分補給を兼ねて、ほんの少量のささみスープをあげました。(湯がいて小分けにして冷凍しておいたささみをお湯で戻したスープ)
食べさせた後は特に注意して具合を見ていましたが、吐いたり具合が悪くなったりすることもなく、どんどん元気になってきたので、ひとまず安心しました。
その後も4時間おきぐらいに少量ずつささみスープを与え、翌日には数粒ずつ固形フードも与えて様子を見ました。前日同様、吐き戻したり具合が悪くなったりすることもなく、自ら遊びたがって私を頻繁に誘ってきたりして、すっかり元気になったようです。
排泄物も問題なさそうでした。
食べ物の安全化・無害化をめざしたい
うちの猫は空腹時に吐きやすいタイプなので、あまり時間を空けすぎるのもよくないとは思うのですが、ちょこちょこ食べて常に食べ物が胃の中にある状態も良くないようですし、なかなか難しいな・・・と思います。
そして、固形フードや缶詰だけを与えるのではなく、安心・安全な食材で手作りしたごはんや新鮮な生肉などをもっと与えられれば良いのでしょうけど、現実的に無理があります。
なんにしても、現状では完全に化学物質や遺伝子組み換え作物などを避けることは不可能なので、ひとまずミネラルや有用微生物などの力を借りて対処していくよりほかありません。
添加物などの心配のない食べ物が普通に食べられる(与えられる)世の中になるまではまだまだ程遠そうですが、「極力そういった食べ物を売ったり買ったり食べたりしないよう、各自心がけつづけることが大切だ」と改めて思いました。