電子書籍化されていない本を自炊すべきか否か

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こんにちは。Yoshiです。

ここ数日、図書館の蔵書に関していろいろ思うことがあったので、あらためて書籍の扱いについて考えています。

図書館を過信してはいけないと思った出来事

先日、図書館に本を返しに行ったところ、「ご予約中の本についてお伝えしたいことがございますので、受付カウンターの方へお回りください」と係の人に言われました。

「なんのことだろう?」思いつつ受付カウンターへ行ってみると、「予約中の本が長期にわたり返却されておらず、今後も返却される可能性が低いため、予約の取り消し手続きをさせていただきたい」とのことでした。

「わかりました」としか言いようがないので、取消手続きを了承してその場を後にしたのですが、とても残念に思いました。
実は、少し前にも同じように、家人が2冊分の予約を取り消されたばかりでした。図書館の利用者に『マナーを守れない人』が増えているのかな・・・と思いました。

月と太陽のイメージ画像

そしてそれから数日後、ふと読み返したくなった本のことを思い出して図書館の検索画面で調べてみたところ、以前あったはずの本がなくなっていました。

これには軽くショックを受けました。

というのも、読み返したくなった本というのが、すでに絶版で中古本も出回っていない本だったからです。

実はその本を、私はずい分前に購入し、長らく手元に置いていました。

ですがある時、
「図書館にある本はもう手元においていなくても良いか」
と思い、手放したのです。

その頃は、図書館の蔵書がこんなにあっさりなくなるなんて、思ってもいませんでした。

この調子だと、すでに読めなくなっている本がたくさんありそうです。

古い書籍

この数年の間に結構思い切って本を処分してきましたが、その際に「図書館にもあるからいざとなったらまた読める」と思って手放した本も多数含んでいたため、今回の件で「ちょっと失敗したな」と思いました。

「もう手に入らない本がたくさんある」と思うと、「やっぱりちゃんと自炊しておけば良かった・・・。」とついつい思ってしまいます。

今手元にある書籍も、そろそろまた片付けていこうかと思っていたのですが、今度こそ自炊するか、もういまさらだと思ってただ手放すか、再考中です。

物としての書籍に執着しているつもりはありませんが、やはりその内容には一定の価値を感じているため、読み返したくなった時にはいつでも読める状態は維持しておきたいと思います。

となると、現状では自分で購入した書籍に関しては、自炊するより他ないように思います。

書籍のイメージ画像

いつかドラえもんで見た、『食べると全部丸暗記できるパン』みたいな書籍があればいいのにな。と思います。笑

(そういえばどなただったか、昔テレビで本当に辞書を食べていた方がいらっしゃいましたよね・・・。)