『人を助けるすんごい仕組み』を読んで希望の光が見えた気がした

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手を取り合う

恥ずかしながら、先日初めて『人を助けるすんごい仕組み』という本を読んで、その著者である西条剛央さんが立ち上げた【ふんばろう東日本支援プロジェクト】という支援活動について知りました。

無知は罪

この本を読み始めて35ページ目までに、3回泣きそうになりました。

50ページを過ぎた頃にはさらに2回泣きそうになっていました。

こんなプロジェクトがあったなんて。

こんな人がいたなんて。

こんなことを今の今まで知らなかったなんて。

自分の無知さと、何よりそれを支えている【端から諦めてばかりの思考回路】に深く恥じ入りました。

行政が大震災にうまく対応できずに物資や支援が無駄になっていることをただ残念に思いつつ、僅かばかりの義援金を送ることしか出来ずにいた自分の、なんと浅はかなこと・・・。

この本の著者である西条剛央さんと同志の方々の、心底力強く心強い圧倒的な支援力に、ただただ胸が震えました。

この本の中で、現地の人々と直接やり取りをして被災者と支援者の双方に正しく情報を伝え、適切な支援が行き渡るよう一貫して努めていらした様子が分かりやすく書かれていたのですが、本当の勇気を出すために【リミッターを外した】西条さんと、その彼に便乗してリミッターを外した多くの方々の心からの生き様、希望の光が見えた気がしました。

希望のイメージ

「どう生きるか」その意志が未来を切り拓く

この『人を助けるすんごい仕組み』を読んでいると、パンドラの箱の中に残っていた【希望】が、【心を失わないでいる人間】と重なりました。

パンドラの箱の中に残っていた【希望】は、出ていけなかったのではなく、出ていかなかった。

そして、その【希望】は、然るべきときに自らの意志でいつでも箱から取り出すことができる。

私たち人間はイブでもありパンドラの箱の中の【希望】でもあるのだと思います。

どう生きるか、どのように在るか。

どう生きたいか、どのように在りたいか。

私はどう生きたいか、あなたはどう生きたいか。

私たちはどう生きるか、私たちはどのように在りたいか。

『一つなるもの』はそれを見ている。

そう感じました。