真実を知って今日から糸ようじをやめてデンタルフロスしようと思った

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きれいに歯を磨く子ども

こんにちは。Yoshiです。

突然ですが…あなたは普段歯みがきをするときに、糸ようじやデンタルフロスを使っていますか? 今日は、歯医者さんで聞いてきた「糸ようじとデンタルフロスの正しい使い方」について書いてみたいと思います。

糸ようじが虫歯や歯周病を助長する?!デンタルフロスも短いのはダメ!

ある日、奥歯の詰め物がポロッととれてしまいました。

一瞬慌てたものの、そのままでも案外痛みを感じなかったため、つい油断して通院を先延ばしにしてしまったところ……

2週間ほど過ぎた頃から急に強い痛みを感じるようになってきました。そこで、ようやく近所の歯医者へ出向いたのですが……。

すでに詰め物の詰め直しですむレベルではなくなっていたらしく、人生初の差し歯を入れることになってしまいました。(T_T)

このことをきっかけに、「やっぱり歯は日頃の手入れと定期的な検診が大事」だと実感した私は、治療前の歯科衛生士さんの口内チェックと歯磨き指導をありがたく受けていた中で、衝撃の事実を知ることとなりました。

歯医者のイメージ画像

同じフロスを使い続けるとプラークや菌を塗り広げていることになる!?

まず最初に、糸ようじを使っていた私はデンタルフロスの使用を勧められました。
フロスは40~50cmぐらい出して中指に巻きつけて使っていくのですが、一度使った場所は繰り返し使わないように、少しずつ位置を変えながら使うことが大切なのだとか!

そうしないと、フロスで絡め取ったプラークや菌・食べかすを別の歯間へ移植することになってしまうのだそうです…汗

これまで、自分の口の中のことながら、手を突っ込んで歯間掃除をすることが苦手だった私。
デンタルフロスを使ったこともありますが、20cmぐらいしか使っていませんでした。ときには指に巻き付ける長さが足りなくて、親指と人差し指でつまみながら使ったことも…(^^;

糸ようじを使っているだけでも充分だと思っていましたが、それがまさかプラークや菌の移動をお手伝いすることになりかねない行為だったとは…思いもよりませんでした!

そして、私は歯間掃除という言葉のイメージ通り、歯と歯の間だけをゴシゴシすれば良いのだと思っていたのですが、それも間違いでした。

歯と歯の間だけでなく、その下の二股になっている部分(歯と歯茎の間)にまでフロスを入れて掻き出すことが大切とのことでした。

デンタルフロス

最初は「そんなところにそんなに入れて大丈夫なの?!」と思いました。でも、普段そこがきちんとケアできていないと、歯周病が進行して歯周ポケットがどんどん深くなっていく、という説明を受けて、なるほどと納得しました。
たしかに考えてみたら、普通の歯ブラシではきれいにしにくいところではありながら、食べかすや歯周病菌がたまりやすい場所なので、歯と歯の間・歯と歯肉の間をしっかりきれいにしておくことはとても大事ですよね。

そんなこんなで、私は糸ようじの手軽さに潜む落とし穴を知ってしまいました。

それでも糸ようじだって使わないよりは良いと思う

とはいえ、歯科衛生士さんから「即刻糸ようじの使用を止めるように」とはいわれませんでしたし、私個人の経験上でも、使わないよりは使い続けた方が明らかに歯肉ポケットの状態が早く良くなったので、今でもどんなに疲れていて眠いときでも、糸ようじだけは必ず使うようにしています。

そして、糸ようじを使う際には、一度に全部の歯間に使うのではなく、こまめに洗い流しながら使うようにしています。

プラークの形成は24時間以内のケアで回避できるようですし、菌の増殖や口臭の元となる食べかすを取り除くという意味からも、今後も1日に1回はしっかりと歯間・歯肉ケアをすることを心がけたいところです。

これまでは、1回に使うフロスの量がもったいない気がして最小量で済ませようとしてしまったり、フロスについたニオイや食べかすが、自分の口内から出てきたものとはいえ嫌だと思ってしまったりして、なかなか続けられなかったデンタルフロス。

これからはしっかり使っていこうと思いました。