こんにちは☆ Yoshiです♪
先日家人が通販で買ったボクサーパンツが、
なんだかものすごく小さく見えました。
「大丈夫なのかな~?」と思っていたら、
案の定
「キツすぎて死ぬかも」
と言いながら部屋から出てきました。
前日お風呂上がりにはじめて履いて、寝て、
朝起きてきたときにはすでに
お腹の薄皮がめくれてましたよ(ゴムで擦れて)(+_+)
身体の締め付けは体液の循環を悪くするし
腰痛の原因にもなるらしいので、
ひとまず
ゴムをゆるめてみようと思いました。
きついゴムを伸ばすにはアイロンが一番早くて確実!
ゴムを入れ替えられるタイプのパンツなら
ゴムを入れ替えればいいだけなので
話は簡単ですが…
あいにく家人が買ったパンツは
ゴムを直に縫いつけたタイプの
ボクサーパンツ。
そこでまずこのゴムをどうするか、
自分なりに考えてみました。
部分的にゴムを切る?
ゴムの縫い目を全部ほどいて付け替える?
ゴムを継ぎ足す…?
何にしてもどれもなんかめんどくさそう。
しかも失敗したらパンツが一気にお釈迦になっちゃいます…。
そこで、何かもっといい方法はないかな~
とネットで探してみたところ…
「ゴムをアイロンで伸ばす」
という方法がヒットしました。
要するに、熱でゴムを変形(変成?)させるってことですね。
な~るほど☆
これなら簡単だしすぐできる!
というわけで、早速試してみました♪
※この方法は
ゴムを製造している会社のサイトでも
紹介されているぐらい王道な方法です。
もちろんパンツのゴムに限らず、
ズボンやスカート、ヘアバンドや水泳帽
などなど…様々なゴム製品に有効です♪
きついゴムをゆるくするのに必要なもの
- スチームアイロン
(なければアイロン+霧吹きでも) - アイロン台
- あて布:綿100%がベスト
- バスタオルなど(必要に応じて)
きついゴムをゆるくするアイロンのかけ方
①まず最初に、伸ばしたいゴムのところを
裏返しにしておきます。
(裏側にアイロンをかけていきます)
このとき、ゴムをできるだけ引っ張って
伸ばした状態で固定しておきます。
アイロン台の幅で事足りるなら、
アイロン台に被せる(履かせる)のが
一番手っ取り早いです。
アイロン台では幅が足りないようなら、
アイロン台の裏側や横側に
バスタオルやトレーナーなどをはさんで
距離をかせいでください。
要するに、アイロンをかけている間
ゴムが伸びた状態をキープできれば良い
だけなので、何でも良いです。
②伸ばしたい場所を一ヶ所
(20~30センチ以内推奨)決めて、
あて布の上からアイロンをかけていきます。
アイロンは高温に設定し、
スチームをあてながらかけます。
スチーム機能がないアイロンの場合は、
霧吹きでこまめに水を吹きながら
アイロンをかけていくようにします。
③アイロンをかける時間は
だいたい15~20分ぐらいが一つの目安です。
かけ始めて5分ぐらい経ったころから
少しずつ変化が見られてくるようです。
10分ぐらいたったら様子を見ながら
時間を調節していくと良いでしょう。
アイロンをかける時は、
アイロンをゆっくりと動かしながら
範囲内を万全なくかけていきます。
私の場合は今回
5秒~8秒で10センチぐらい進む感じで
アイロンを動かしていました。
『一か所につき10秒静止』というかけ方を
している人もいるようですが、
衣類やあて布に化繊が含まれている場合は、
高温・スチームによって生地が変質・
変色してしまう可能性があるので
注意が必要です。
また、
アイロンを動かすときはゴムの伸縮方向
(伸ばしたい方向)に向かって
アイロンを滑らせるのがおすすめです。
④あまりやりすぎるとゴムが伸びすぎて、
全体的にユルユルになってしまう恐れがありますが、
一ヶ所では伸び率的に物足りない場合は、
もう一ヶ所かけてみてもよいと思います。
私は今回、ウェストの前後2ヶ所に
アイロンをかけました。
物にもよりますが、
だいたい1ヶ所のアイロンがけにつき
平置きで2センチ(周囲にして4センチ)
ぐらいは伸びる感じです。
ゴムにアイロンをかけて分かったこと
私がウェストゴムにアイロンがけをした
ボクサーパンツの生地は、
ポリエステル92%、ポリウレタン8%
でした。
ポリエステルのアイロン適温は
130~140℃(中温)なので、
高温スチームでそのまま生地の方まで
アイロンがけをしてしまうと、
生地が溶ける可能性があるということです。
今回私が伸ばしたかったゴムは、
ウェストゴムがむき出し状態の
ボクサーパンツだったこともあって、
途中であて布をすることなく
直接アイロンを当ててみたりもしましたが、
(ゴムの部分限定)
ゴムに関しては溶けたりすることもなく
見た目的には大丈夫そうでした。
ただし、ゴムの耐熱温度について
あとで確認してみたところ、やっぱり
ゴムもそれほど高い温度が得意では
なさそうでした。
また、
とことんゴムを伸ばしてみたくなって、
目一杯ゴムを伸ばした状態で
前後ともにじっくりアイロンを当てると、
一過性ではありましたが
最大で平置き38センチにまで伸びました。
もとが平置き34センチだったので、
なんと4センチ(周囲8センチ)も
伸びたことになります。
しかし、これは時間の経過とともに
次第に収縮していき、結果的に今回は
平置き2.5センチ(周囲5センチ)で
作業終了としました。
幅広ゴムの耐久性 ~ 耐熱温度は80℃ !?
ちなみですが、「ゴムひもストア」の
株式会社気谷さんでは、
平ゴムの耐久性試験の中で
耐熱試験:100%伸長状態で80℃4時間
(×3サイクル)
という試験を行っているそうです。
衣類用のゴム紐は『ポリウレタンゴム』
というのが大半のようで、
このポリウレタンという素材も
耐熱温度としては80℃ぐらいっぽいので、
やっぱりゴムに直接アイロンを当てるのは
止めておいたほうが無難なようです。
縫い付けてあるゴムでも効果あり!
上記の方法を試してみた結果、
ボクサーパンツに直に縫い付けてあったゴムも伸びて、
ウエスト周りを緩めることに成功しました♪
今回わたしが試したケースでは、結果的に
平置きで2.5センチ(周囲5センチ)
の伸び率?でした。
単純に、数字的には
もっと伸びてほしかったところですが、
ボクサーパンツのデザインからすると
これが限界かな~って感じです。
もともと
「直接縫い付けてあるタイプのパンツには
ほとんど効果がないのでは?」
と思ったりしていたので、
5センチも伸びてくれて万々歳です♪
ゴムを伸ばしたくてもアイロンがない!ドライヤーでもなんとかなる?
アイロンがない場合、ゴムを伸ばすために
熱を加える、という観点からすると
ドライヤーでもなんとかなりそうな気もしますよね。
ドライヤーでトライするなら、
アイロンでするときと同じように
ゴムを伸ばした状態でセットして、
霧吹きなどでゴム部分を湿らせながら
熱風を当てていくとよさそうです。
ただ、ドライヤーでいい感じに熱を加えるのは
なかなか難しそうです。
そして、アイロンを使うより時間がかかります。
アイロンなら10分~15分ぐらいが目安ですが、
ドライヤーだったら数十分という時間が
必要になりそうです。
また、ドライヤーは基本的に
長時間連続けて稼働させる前提の製品ではないので、
使用中に本体が熱くなりすぎたり
焦げ臭い匂いが漂ってきたりしたら、
すぐに使用を中止するようにしてください。
まとめ
きついゴムをゆるくするには
アイロンの高温スチームが有効です!
アイロンをかける時は
ゴムをしっかり伸ばしておいてから、
あて布の上から熱と圧をかけつつ
じんわりと伸ばしていきましょう。
アイロンは同じ場所で長時間止めず、
20~30センチの間をまんべんなく
アイロンがけしていくのがポイントです。
あまり広範囲に長時間かけすぎると
ゴムが伸びすぎてしまう可能性があるので、
10分ぐらいで様子を見ながら少しずつ
アイロンを掛けていくようにしましょう。