甘酒を飲んだ後で低血糖の症状が・・・飲みすぎに注意!

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注意を促す画像

こんにちは。Yoshiです。

今日は甘酒を飲んで低血糖の症状が出た時のことについて書いてみたいと思います。

あなたも私も実は低血糖症だった?!こんな症状があれば低血糖症の可能性アリ

あなたの周りにも、お腹が空いてくるととたんにイライラしてくるタイプの人がいませんか?私の周りにはそういうタイプの友人がとても多いのですが、空腹時には皆口を揃えて「糖分が足りない」「頭が痛いのはお腹が空いているからだ」と言い始めます。

私は最近まで、そういうタイプの人は単に食いしん坊なだけだなんだろうと思っていました。

ですが、あるとき自分が低血糖状態を経験してその原因を追求していった結果、実はすべては低血糖の症状だったのではないかと思い至るようになりました。

低血糖になるとよく見られる症状

  • 強い空腹感を覚える
  • イライラする
  • 集中力が散漫になる
  • 頭痛
  • 吐き気
  • 動悸(どうき)・息切れ
  • フラフラする
  • 震える
  • 強い眠気
  • けいれん
  • 昏睡
  • 汗が出る
  • 不安が強くなる
  • 言葉が出にくくなる
  • 口唇が乾く 等

チェックマーク画像

人によって生じがちな症状の違い

同じ低血糖症でも、人によって生じがちな症状には違いがあります。

例えば、上記のうち友人に多いパターンは
『強い空腹感』『イライラする』『注意力が散漫になる』『頭痛』『吐き気』などで、非常によく当てはまっています。

イライラしてきて「頭が痛い」と言い出した時には、たいていその少し前からすごくお腹が空いてきたと感じているようで、そうなるともう『とにかく何かを食べる』ことしか考えられなくなっているようです。

私は昔、そんな友人のことをただ「食欲と思い込みが人一倍強いタイプなのかな?」ぐらいにしか思っていませんでした。

不快な顔を表現した男性の画像

一方、私の場合は
『動悸』『強い眠気』『フラフラする』などの症状が、低血糖時に起こりやすい傾向があります。そしてそれはたいてい甘酒を食べた後2時間ぐらい経ったころによく経験します。

単純に昼食前や夕食前のお腹が空いているだけの時には、そこまで(おかしく思うような)症状が出たことはなく、ごく一般的な空腹感と食欲を感じるくらいです。

なぜそれらの症状が低血糖だと思ったのか?

数年前から時々自分で甘酒を作って飲むようになり、それらの症状が甘酒を飲んだあとに何度か強く出たことで「あれ?何かおかしいぞ」と思うようになって、自分なりにいろいろと調べてみたところ、どちらも同じ低血糖症状なのではないかと思い至るようになりました。

私は最初、甘酒を飲んだ2時間後ぐらいにそういう症状をよく経験していたので、「甘酒は吸収されやすいから、急激に血糖値が上昇した後で急下降して、結果的にこのような症状が出ているのではないか」と考えました。

糖尿病の人が陥りがちな低血糖状態に似ていることから、「もしかして糖尿病?!」と一瞬思ったりもしましたが、普段の生活習慣からしてもその可能性は低いと思いましたし、はじめは低血糖症という可能性すら信じられませんでした。

血糖値測定器画像

ただ、症状としては低血糖の症状に限りなく近いと思っていました。

甘酒は確かに身体に良いけれど、人によっては飲み方を間違えると危険

インターネットで調べてみると『甘酒はむしろ低血糖症の人に良い』と書かれているサイトばかりが出てきたので、個人的には不思議で仕方がありませんでした。

なぜなら、甘酒は麹菌によって米が分解され、吸収されやすいブトウ糖の状態になっているのですから、速やかに吸収されやすい = 血糖値が上がりやすいに決まっているからです。

→上がりの矢印画像

そこで、甘酒を飲んでも問題がない人と問題がある人の違いについて考え、さらに実践してみました。

その結果、健康的な人であれば、1回にコップ1杯ぐらい甘酒を飲んでも特に問題はないようですが、低血糖症気味の人は、1回につきお猪口一杯ぐらいにしておいて、一日数回に分けて飲んだ方が良い、ということが分かりました。

私の場合、一回で口にする量を少なくすれば、摂取前後の体感的変化はとくに感じられません。反対に、甘酒を薄めない状態でお茶碗に半分ぶんぐらい(100ccぐらい)一度に食べると、その後猛烈な眠気におそわれたり、階段の上り下りでフラフラしたりします。

健康的な食べ物画像

甘酒は美容と健康にとてもよい素晴らしい食品ですし、これからも積極的に摂取したいと思っています。ただ、個人的に低血糖の症状が出てしまうことが分かった以上、今後は摂取の仕方に気をつけたいと思いました。

もし同じような症状でお悩みの方がいらしたら、一度に摂取する甘酒の量を減らし、その分摂取回数を増やすなどして、ご自身の体調と相談しながら上手に取り入れられることをおススメします。